2017年07月14日

日本野鳥の会東京 新浜探鳥会に参加しました

7月9日(日)、日本野鳥の会東京と、千葉県野鳥の会、
NPO法人行徳野鳥観察舎友の会が共催の、「新浜探鳥会」に
参加してまいりました。
私は当会で勤務をはじめてから、初めての定例探鳥会の参加で
緊張しましたが、いざ参加すると終始リーダーさん、参加者の方々と
楽しく過ごすことができました。

集合場所では、はじめにリーダーさんから今回の開催地
「行徳鳥獣保護区」とその周辺の地域の歴史について教えて
いただきました。
周りの方々と話しながら住宅街の中を歩くと、いきなり
行徳鳥獣保護区が現れました。
作られてから何十年も開発されずに残った土地なので、まるで別世界です。

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探鳥会をしていて盛り上がった鳥のひとつがアマサギ。
1人のかたが見つけると、望遠鏡を持った方が次々とアマサギの様子を
回りの方々に見せてくださいました。
ほかにも、「一人で歩いていたら、絶対に気づかなかっただろうなあ…」と
思うような野鳥を次々教えていただき、とてもありがたかったです。

リーダーさんは野鳥以外の生きものも詳しい方が多く、
何種類ものトンボやたくさんのクロベンケイガ二、トビハゼなどが
観察できました。
リーダーさんから実施場所の歴史を分かりやすく面白く教えて
いただいたので、観察した生きものたちにも、さらに親しみがわきました。

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最後は鳥合わせと、リーダーのかたがたからのお知らせを
していただき、解散となりました。

★全国に90ある日本野鳥の会の支部では毎月、さまざまな場所で
 探鳥会を実施しています。
 (https://www.wbsj.org/about-us/group/tanchokai/
 野鳥の会の会員でなくても、どなたでも参加できますので、
 ぜひ足を運んでみてください!

posted by 野鳥ひなこ at 18:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

「ツバメが巣を作った」

みなさん、こんにちは。
前回より少し間が空いてしまいごめんなさい。

さて、ツバメのヒナたちが、いよいよ巣立つ時期になりましたね。
きっとみなさんも、ちょっと足を止めて
「ん?何羽いる?イチ、ニ、サン・・・」と、巣を見上げているのでは?

最後にツバメのねぐら観察会についてのお知らせもあります!

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「ツバメが巣を作った---B酒屋さんとツバメと…」

“ ツバメがね、来ることを楽しんでもらいたいなぁ ”


今回、ツバメが巣を作ったのは東京と神奈川を流れる多摩川の中流くらい、
JR南武線沿いにある、酒屋さんの軒先です。

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「ちぃーさい身体で、ちょっとの泥を運んでさ、一生懸命作るの。見捨てられないよ・・・」

と語るのは、酒屋のFUJIYAさん。

「毎年、2回作るかなぁ…。お店の前と裏ね。」

駅前にあるお店は道路に面しています。
通勤や通学の方が朝夕はひっきりなしに通り過ぎ、自動車も多く通る場所です。

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「ツバメの巣が出来ると、昼間には近くの保育園の子が見に来たりするしね〜。」

ご主人は目を細めてうれしそうに言います。

「食品を扱うお店だからってわけじゃないけど、毎朝、店の前も(フンや羽を)掃除をして、
きれいにしているの。
あと、いつもなら開けちゃうけど、日よけをそのままにしておいたり、
夜は、ツバメが止まる場所の電灯は消したりね。」

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ツバメが巣を作るこの時期は、日常の習慣にもひと手間加えているようです。

「でもね、去年、目の前でツバメのヒナがチョウゲンボウに持ってかれたの!!
もう、びっくりしちゃってさぁ。
足が太くてびっくりだよ。あんなの初めて見たよ!!何年もツバメの巣を見て来て、初めてだよ!」

と、その時の状況を興奮気味に話してくれました。

「チョウゲンボウがね、巣の前でホバリング(※)して、1羽ずつ持ってくんだよ…。やんなっちゃうよ〜」
※空中で停止飛行すること

「でもさ、彼ら(チョウゲンボウ)も生きて行かなきゃいけないから、ちょうど同じように子育てしているだろうから…
悪いとかそう言うことじゃなくて…」

「街で狩りって言うのかな? それをするって、彼らも住む場所が変わってるってことだと思うし…」

と、少しさみしそうに話します。

「自然とはそういうもの!」

ご主人はそう言いながらも、ツバメの巣を守る為にあれこれ策を練っていると、
倉庫からお手製の防護柵を持って来て見せてくれました。

「去年の件があまりにも目に焼き付いていて、衝撃的でね。何も出来なくて…無力だったね。」

ご主人はその時に巣があった場所をじっと見ます。

「色々考えたよ。大きさとか高さとか。ホームセンターで色々買って来て考えるの。」

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ツバメの巣を守るための工夫を楽しそうに、真面目に、そして熱心に話してくれたご主人。

「ツバメがね、来ることを楽しんでもらいたいなぁ」

今年は、去年と違う場所に巣を作っていたので、この防護柵の出番はまだなさそうです。


「私は、ずーっとここらの育ち。登戸と稲田堤(神奈川県川崎市)へ小中と通っていたの。
ここらはね、畑ばっかりだった。梨畑とかね。まだ少し、残っているけど減ったね。
13年前に道路の整備でうちも入り口の向きが変わったりして。」

生まれ育った街の変化を感じつつ、毎年やって来るツバメに優しい眼差しを向けます。


「どこも安くモノとかを売っているでしょ?
もちろんみんな安く買いたいとは思うからなんだけど、それって中間の誰かが我慢したり、
削られたりしているんじゃないかなって思うわけよ。難しいことだよ。」

昨年の巣で、身近な自然界の厳しい現実を見たご主人は、ツバメの巣を守ろうとすることも決してノスタルジックな感情からだけではないと言い、言葉を続けました。

「人間関係だってそう、ギスギスして、他人に興味が無いとか、自分だけがよければいい風潮とか…
他のことへのちょっとした優しさが、少し見えなくなって来ているよね。
そんな最近の事を思い始めたら、昔は良かった・・・って言いたくなる時もあるね。」

昔からわたしたちの身近にいるツバメ。
みなさんのちょっとした優しさに助けられています。
便利で快適な暮らしをしている今だからこそ、失ってはいけない風景があると、
わたしたちは気付いているはずです。

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みなさんは 「ツバメのねぐら」 ってご存知ですか?
この酒屋のFUJIYAさんの近くを流れる多摩川にも「ねぐら」はあります。
今、ちょうどツバメたちは子育て真っ最中。
巣立った子ツバメたちや、子育てを終えた親ツバメたちは、秋ごろの渡りのための準備をします。
昼間は市街地周辺で過ごし、夜になると近隣の河川敷などに集結して休むのです。
それが 「ツバメのねぐら」 です。
日本野鳥の会では、そのツバメのねぐらをまとめた「ツバメのねぐらマップ」を
お配りしています!
ご興味のある方はぜひ、下記のリンクからお申込み下さい。
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/supervisor-and-lending/swallow-roost-map/

また、各地の支部で「ツバメのねぐら入り観察会」も行っています。
詳しくはこちら!
https://www.wbsj.org/activity/event/swallow-roost-observation/

野鳥の観察会としては珍しい、夜の観察会です。

ぜひ!いらして下さいね。
きっと、色んな軒先で生まれ育った子ツバメたちも集結しているでしょう!

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posted by 野鳥ひなこ at 11:29| ツバメ2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

紙芝居『わたしのことり』を上演してみませんか?

6月は、野鳥のヒナが独り立ちの準備をする季節。
私たちの身近な所でも、まだうまく飛べないヒナに出会うことがあります。

巣立った後のヒナは、しばらくの間、
親鳥と一緒に行動しながら、自然のなかで生きていく方法を学んでいます。
まだうまく飛べないヒナに出会っても、
近くに親鳥が見守っていることがあるので、
私たち人間は、そっとその場を離れることをおすすめしています。

そのことを多くの方に伝えていきたいと、
当会では紙芝居『わたしのことり』を制作し、ご活用いただける方に寄贈しています。

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今年5月には、お達者倶楽部「小手指カフェ2丁目店」で紙芝居を上演していただきました。
ありがとうございました。とっても楽しそうな上演の様子をおしえていただきましたよ!
https://www.facebook.com/casseroleeditor2/posts/1552174378126067

学校、保育園や幼稚園、読み聞かせグループなど、
ご活用いただける団体にお送りします。
申込方法はこちらのページをご覧ください。
http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/hina-book/

また、団体ではないけれど、お友達同士の集まりなどで使ってみたいという方には、
貸出もいたします。
nature@wbsj.org までご相談ください。

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みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。



posted by 野鳥ひなこ at 16:19| 紙芝居「わたしのことり」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする