2018年09月21日

大阪でトコロジスト講座を実施しました

大阪府豊中市で、自然学習講座「その地域の自然の達人 トコロジストになろう!」が実施され、当会の箱田敦只が講師を務めました。

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参加者は、日ごろから地域の自然や環境のため、市民活動をされている方が多いようでした。
皆さんでツバメの営巣調査もされているそうで、講座がはじまる前から
「○○のツバメの巣を見てきたよ」
「△△地域は巣がなくなっているね」
などと情報交換していました。

トコロジストとは場所の専門家。
あらゆる分野や角度からその場所を知ることと、
それを発信する必要性についてお話している時には、
「うんうん」と深く頷いてメモをとる様子が印象的でした。

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その後は、会場となった豊中市立中央公民館周辺の地図を、環境ごとに色分けをしました。
色を塗ることで、環境がひと目でわかるようになります。
ちなみにこの周辺は、縄文時代は海だったとのこと。
突然急な坂があったりと、地形としてもおもしろい場所でした。

書籍「トコロジスト」を大切にお読みいただいている方もおり、
講座のあとにもう1冊購入し、「知人にプレゼントする」とのこと!

すでに豊中市の自然に目を向けている方、植物が得意な方、生き物が得意な方もいらっしゃるとのことなので、
トコロジストの輪が広がっていくことが、地域の自然を守ることに繋がると感じました。
posted by 野鳥ひなこ at 11:07| トコロジスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

ボランティア指導者養成講座でトコロジストのお話をしました

10月1日に日野市で開催された、
東京都緑のボランティア指導者養成講座のフォローアップ研修で、
当会の箱田敦只が講師を務めました。

テーマは、『トコロジスト』。
鳥や植物、歴史などの特定の学問分野にこだわらず、
愛着のある場所の事なら何でも興味を持つ場所の専門家「トコロジスト」。
その考え方をボランティアリーダーのみなさんに、知っていただき、
都内の緑地の保全活動に生かしていただこうというものです。

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午前は、トコロジストの基本的な考え方をお話しし、
午後は、地域の生きものを調べてまとめる方法の一例として、
「生きもの地図」作りの実習を行いました。

フィールドは、日野市の黒川清流公園(東豊田緑地保全地域)です。
多摩川の河岸段丘の斜面緑地を保全した、湧水による小川と雑木林が美しい公園です。

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この公園をフィールドに、「ジグモ」と「ミズヒキ」が
園内のどこに分布しているかを示す生きもの地図を作ることにしました。

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4つのグループに分かれ、それぞれの異なる園路を歩きながら、
ジグモとミズヒキを見つけ、手持ちの地図に印をつけていきます。

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フィールドワークが終わったら、
グループ毎に、大きな白地図とそれを覆うサイズの透明なシートを準備。
シートに、ミズヒキとジグモが見られた地点をシールで貼り付けていきました。
2枚のシートと白地図を重ね合せることで、
それぞれの生き物の分布が一目でわかるようになりました。

最後に、出来た地図を見ながら、グループ内やグループ同士で意見を出し合いました。

「ジグモは乾いたところが好きなのでは?」
「ミズヒキとジグモの好む環境は違うみたいだね。」
「いやいや、そんなことはないのでは?」
…などなど、みなさんの意見は様々。

生きもの地図は、子供から大人まで誰でも気軽に参加することができる、
生きもの調査の手法のひとつです。
調べた結果が一目で分かり、皆で共有できるので、意見交換もおおいに盛り上がります。

「トコロジスト」は自分が持っている情報を上手に発信し、
地域住民の方を巻き込みながら活動することが期待されています。
ボランティアリーダーとして活躍されるみなさんには、
ぜひ知っていただきたい手法の一つとしてご紹介しました。

今回のお話と実習が、今後の参加者のみなさんの活動のヒントになればうれしいです。

posted by 野鳥ひなこ at 09:51| トコロジスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

大和市でトコロジスト養成講座を実施しましたA

講座第2回目は、いよいよ自分で「生き物地図」をつくってみます。

今回は「ジグモ」と「キツリフネ」を探して、場所を地図におとしました。
◇ジグモ
ジグモ (3)(縮小).jpg
◇キツリフネ
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ジグモを知らない方のため、まずはジグモ探しをレクチャー。
半分土の中に埋まった、筒状の巣を探します。
「こんなところに!」「こんなクモがいるのか…」と声があがり、巣を土の中から引っ張り出してみたい好奇心にかられる参加者も。
ジグモ観察.jpg
そして3つのグループに分かれて、それぞれジグモとキツリフネを探しに出かけました。

探していると、だんだんとコツや感覚がわかり、「あそこにいそう」「あそこはジグモが好きそう」という声があがります。
また、探しているうちにほかの生き物や植物も目に入って、楽しい観察時間になりました。
実際にフィールドを歩き、自分で発見して知ることの大切さを感じました。
その後は部屋に戻って地図をつくり、気づいたことを共有します。
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・ジグモがいるところの土はやわらかい
・日当たりは適度によく、日が当たりすぎていない
・湿りやすい環境
など、それぞれ気づいたことを発表します。

なんとなく生息環境がわかったけれど、疑問点が浮かんだり、一概には言えない点もありました。
「まだ調査が必要と感じた」という参加者もおり、
箱田より「調べる→仮説をたてる→それを検証してみる」ことが大切と説明を受けました。
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今回の参加者は、なんと半数の方が散歩などで歩いている自分のお気に入りの場所を持っていました。講座をきっかけに、より深くフィールドを知り、その場所を守り・人に伝えるトコロジストが誕生していくことが楽しみです。

私も、自宅付近のトコロジストになることを決意。
みなさんは、自分の暮らしている場所がどんな環境か知っていますか?
トコロジストの第一歩として、お散歩からでも始めてみませんか?(S)
posted by 野鳥ひなこ at 10:45| トコロジスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする