2016年から毎年開催してきたイベント「ニコンモナーク探鳥会」。
主にこれからバードウォッチングを始めようとする方に向けて、
野鳥を観察する楽しさをお伝えするイベントです。
イベントでは、参加者全員に双眼鏡「ニコンモナーク」をお貸しし、
はじめての方でも気軽に参加できるイベントとして、
毎年多くの方にご参加いただいていました。
しかし今年は、新型コロナウィルスの影響で、
大勢が集まるイベントの開催が難しい状況にあります。
そのような状況でもなにかしたいと考え、
「オンライン探鳥会」を企画しました。
当日は、東京湾の干潟に撮影スタッフが出向き、
その場で見られる野鳥のライブ配信を行いました。

▲配信した野鳥の映像
望遠鏡でとらえた野鳥の映像をそのままZOOMで配信しました。
見られた野鳥については、当会の安西英明主席研究員が解説。
野鳥の行動の意味やそれにまつわる生態などをお伝えしました。
約1時間のイベント中に見られた野鳥はおよそ10種類。
干潟で懸命に餌を探すシギやチドリのなかま、
冬を過ごすために日本に渡ってきたカモメのなかま など
さまざまな野鳥を観察しました。

▲解説をする安西研究員
参加者のみなさんからは、
「自宅にいながら野鳥が観察できて有意義でした」
「鳥の姿に癒されました」
「以前、野鳥観察会に行ったとき、
みんなが見ている鳥を自分だけが見られないことがあったが、
今回は、全員が同じ映像を見られるのがよかった」
といった感想をいただきました。
初めての試みに不安もありましたが、
みなさんからの感想に、企画した側もひと安心です。
野外での観察会とは異なって、
野鳥の声や干潟の音を聴いたり、生きものの気配を感じ取ったり、
参加者同士でおしゃべりしたりといったことはできませんので、
オンライン探鳥会では、伝えられる情報に限界がありました。
その一方で、オンラインならではの良さもありました。
体調などの都合で外出が難しい方・遠方の方など、
いままでイベントには参加できなかった方々にも参加いただけます。
また、全員で同じものを同じ状態で観察することができるというメリットもあります。
これからも、さまざまな方法を取り入れながら、
みなさんと一緒にバードウォッチングを楽しむ機会を
作っていければと思います。
※このイベントは、株式会社ニコンイメージングジャパンのご協賛で開催しました。
posted by 野鳥ひなこ at 14:00|
イベント
|

|