2017年08月25日

第1回「学生による学生のためのバードウォッチング」!(愛知県)

8月10日(木)に日本野鳥の会愛知県支部が開催した、
第1回「学生による学生のためのバードウォッチング」に行ってきました。

この企画は、愛知県支部のメンバーである名城大学の学生さんが、
「同世代で鳥を見る仲間を増やしたい!」と企画したもの。
当日は、大学生と高校生総勢11名が集まりました。

前半は、藤前干潟でバードウォッチング。
ここは、日本でも有数の渡り鳥の飛来地です。
特に8月は、北方から子育てを終えて渡ってくるシギやチドリの仲間が群れで飛来する、
バードウォッチングにオススメの時期です。

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真夏の太陽が輝く中、広大な干潟に飛来する野鳥たちを観察しました。
長いくちばしを使って餌を探すオオソリハシシギや
ちょこまかと歩き回るキアシシギなど、望遠鏡でじっくり見ることが出来ました。

ちょうど、藤前干潟に旅番組のロケで訪れていた、地元テレビ局にも遭遇。
突然取材を受けるというハプニングもありました。

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さすがの暑さに早めに干潟の観察を切り上げ
後半は、名古屋市営地下鉄・
相生山駅近くの「ほら貝池公園」に移動し、
池のヨシ原にねぐらをとるツバメを観察しました。

18時頃に池のほとりに行くと、たくさんの黒い影が池の上を飛び交っていました。
よく見てみると、アブラコウモリの群れで、ツバメはまだ来ていません。

「いまはコウモリばかりですが、そのうちものすごいことになりますよ」
と、リーダー。

その言葉通り、日没時刻に近づくと、徐々にツバメが集まってきました。
そして、見る見るうちに、池の上空は無数のツバメで埋め尽くされました。

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ほとんどの参加者はツバメのねぐら入りは初めてとのことで、
猛スピードで池の上空を飛び交うツバメに、
「すごい!」「おお〜」「怖いくらいたくさん!」などの声がもれていました。

周囲が薄暗くなるころ、ツバメはヨシにとまり始め、
やがて、全てがヨシ原に収まったころ、探鳥会もお開きに。


最後に、リーダーから次回も企画中とのたのもしいお話もありました。

一日で、藤前干潟とツバメのねぐら入り、と
夏の名古屋の見どころを満喫した、お得な探鳥会。
学生ならではの斬新な発想です。

さて、次回はどこがフィールドになるのでしょう?
愛知にお住いの若者の皆さん、
ぜひ、今後の企画に注目してはいかがでしょうか?

★日本野鳥の会愛知県支部の探鳥会情報や活動については、
こちらのサイトをご覧ください。
http://www.wbsj-aichi.org/

posted by 野鳥ひなこ at 18:46| 探鳥会参加報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月24日

八幡川ツバメのねぐら探鳥会(広島市)に参加しました。

8/11日本野鳥の会広島県支部の「八幡川ツバメのねぐら観察会」に
参加しました。

広島市に西部を流れる八幡川。
その河口は水鳥たちが集まる干潟があります。
干潟に隣接する埋立地のヨシ原がツバメの集団ねぐらになっています。

観察会は、18時から始まり、約30名が集まりました。
みんなで干潟の野鳥を観察しながら埋め立て地に移動。

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干潟と埋立地を隔てる堤防の上で、ツバメを待ちました。
待っている間、リーダーから見られた野鳥の確認や、
八幡川の干潟の保全活動について、支部の活動についてのお話がありました。

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日没時刻に近づくと、どこからともなく一羽、また一羽と
ツバメが埋立地の上空にやってきます。
そして、気づくと上空はツバメでいっぱい。
空の高いところまで、無数の黒い点で埋め尽くされています。
その全てはツバメです。

参加者からは「すごいしか言葉がない」との感想。

徐々に暗くなると、埋め立て地の池の周囲にあるヨシ原に、
ツバメがとまり始めました。
遅れてやってきたツバメは、急降下してヨシ原にとまります。
すっかり暗くなったころ、ツバメたちは静かに眠りにつきました。

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飛び交うツバメの群れの向こうには、瀬戸内海と小さな島々、行きかう船。
広島ならではのねぐら入りの風景でした。

※埋立地内への立ち入りには許可が必要です。
posted by 野鳥ひなこ at 17:35| 探鳥会参加報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

7/22「大磯の海でアオバトに出会う+Young探鳥会」に行ってきました。

7/22(土) 日本野鳥の会東京が開催した、
「大磯の海でアオバトに出会う+Young探鳥会」に行ってきました。

アオバトといえば、普段は深い森の中にいて、しかも全身緑色。
じっくり姿を見るのは、なかなか難しい鳥ですが、
春から秋にかけて、神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸に
群れをなしてやってくることが知られています。
今回の探鳥会は、そんなアオバトを観察するのがねらい。
集まったのは、子どもから大人まで幅広い年齢層の80名です。

当日は、JR大磯駅前に集合し、観察場所まで徒歩で移動。
移動の間も、上空をアオバトの群れが海に向かって飛んでいく様子が見られ、
期待が高まりました。

徒歩15分程で照ヶ崎海岸に到着。

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望遠鏡や双眼鏡の準備をしている間にも、
次々とアオバトの群れが上空を通過していき、磯の上を旋回していました。

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写真:廣田純平

いよいよ観察開始です。
アオバトの群れは、波が磯にざっぱーんと打ち付けると、さっと身をひるがえし、
ほかの鳥が通ると、さっと身をひるがえし、を繰り返します。
タイミングを見計らって、無事に磯に降りたったアオバトたちは、
潮だまりに嘴をつけ、海水を飲んでいました。

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写真:廣田純平

なぜ、アオバトは海岸へやってくるのか?
そんな疑問が心のなかで膨らんできたとき、
大磯町で長年アオバトの観察や調査研究をしている市民団体、
「こまたん」のみなさんが、丁寧に解説をしてくださいました。

アオバトは、丹沢の森からはるばるやってくること、
海水からミネラル分を補給しているのではないかと考えられていること、
また、オスとメス、幼鳥の見分け方から、鳴き声など、
興味深いお話を次々と披露してくださいました。

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はるばる遠くの森からやってきて、時に波にさらわれそうになりながらも
海水をのもうと懸命にがんばるアオバトたちをじっくり観察した探鳥会。
その美しい羽の色や不思議な生態を目の当たりにし、
すっかりアオバトの魅力にとりつかれてしまいました。

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アオバトについて詳しく知りたい、という方は、
9/3まで大磯町郷土資料館で開催中の
企画展示「ようこそアオバト楽会へ」がおすすめです。
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/oisomuseum/kyodoshiryokan/ex/sp_ex/on_view/aobato_gakkai.html

「こまたん」のみなさんによる長年の調査研究の記録をもとに、
アオバトの不思議が紹介されています。

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posted by 野鳥ひなこ at 14:46| 探鳥会参加報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする