日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに
掲載されている野鳥について紹介するコーナー
1月の鳥は、イスカでした。
撮影:安井伸行/撮影地:北海道
「イスカ」は主に冬に渡来する「冬鳥」ですが、
北海道、青森県、長野県では、繁殖する個体がいます。
イスカの特徴はなんといっても、嘴が交差していることです。
嘴が交差しているのは、主食であるマツの種子を取り出しやすくするために
適応したといわれています。
ちなみに、嘴が交差しているといっても
実は、上の嘴は、ほぼまっすぐで、下の嘴が左右どちらかに曲がっています。
しかも、生まれてすぐに曲がるのではなく、
巣立ちまでの間に少しずつ交差が進むと言われています。
さらに、主食がマツの種子で、ヒナにもマツの種子を与えるので、
11月頃から繁殖を始める個体もいるようです。
しかも、春〜夏にかけて繁殖や子育てをする個体も観察されていることから、
繁殖期がとても長い鳥でもあります。
年によって渡来数が大きく変動しますが、
ごく稀に、都市部の針葉樹林に来ることもあるので、要チェックです。
WILD Sでした。
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