バリアフリー探鳥会の知見を集めています。
今回、東京都日野市の多機能型児童発達支援・放課後等デイサービス
『デイケアルーム フローラ』のみなさんとのご縁があり、
来春に、昭和記念公園で、一緒にバードウォッチングをすることになりました。
しかし、私たちにはまだ、
障がいのあるお子さんたちを案内した経験がありません。
そこで、イベントの準備のため、
12月22日に、フローラのスタッフの方、
施設に通うお子さんたちや親御さん数名と一緒に、下見を兼ねて
実際にバードウォッチングをしてみることにしました。
フィールドは、東京都立川市の昭和記念公園です。
実際に野鳥を観察してみると、
車いすでは、望遠鏡を使うのが思いのほか難しく、
三脚や望遠鏡の選び方に工夫が必要な事が分かりました。
その一方で、親御さんたちのお話をお聞きすると、
フローラに通うお子さんたちは、
日常的に自然の中へ出かける機会が少ないとのこと。
そのため、木々の中を進んだり、鳥の声を聞いたり、葉っぱの香りをかいだりと、
公園で過ごすことをそのものを、とても楽しみにしてくれることも知りました。
2時間程度のバードウォッチングでしたが、
さまざまな気づきが得られた貴重な機会になりました。
来春の本番がとても楽しみです。