掲載されている野鳥について紹介します。
12月の鳥は、エゾライチョウです。
撮影者/松村広一
撮影地/北海道苫小牧市
エゾライチョウは、現在でも狩猟鳥です。
昔はたくさんいましたが、今ではとても少なくなっていて、
北海道では希少種となっています。
過去に大量に狩猟されたことが原因かもしれませんし、
北海道の自然環境が悪化したことが原因かもしれませんが、
いずれにしろ最近では簡単に姿を見ることができなくなっているようです。
エゾライチョウの英名は「Hazel Grouse(ヘーゼルグラウス)」です。
ヘーゼルナッツが好きで、良く食べるのでこの名がついたのかな、
と思っていたら、どうも体の色からのようです。
確かに、なんとなくですがエゾライチョウの色が
ヘーゼルナッツの皮の色に似ている気がします。
ちなみに、Wikipediaの情報ですが、「シェークスピアが『ロミオとジュリエット』の中で
hazel eyes という表現を用いたことを嚆矢として、
英語圏ではある種の瞳の色を指して hazel と呼ぶことが行われてきた。」とあります。
なんともロマンチックな名前ですね。
エゾライチョウは、バードウォッチャーの他は知っている人も少なく、
マイナーな鳥ですが、ウイスキー好きには有名な鳥です。
「THE FAMOUS GROUSE <ザ・フェイマス・グラウス>」という
スコッチウィスキーがあります。このウイスキー、もともとは違う名称でした。
ラベルの絵がエゾライチョウの仲間の絵なので、パブに来たお客さんが
「あの雷鳥の酒をくれ!」と頼まれることが多かったそうです。
その後、「THE FAMOUS GROUSE <ザ・フェイマス・グラウス>(あの有名な雷鳥)」
という名になったという逸話もあります。
エゾライチョウは、バードウォッチャーの憧れの鳥のひとつですが、
なかなか出会うことが難しい鳥です。初夏であれば、沢沿いの林道へ行くと、
林道脇の草の中を親子で餌をとりながら歩いている姿に出会えるかも知れません。
原稿を書いていたら、北海道に行きたくなってきてしまいました。
ボーナスで買ったばかりのカメラを持って、来年の夏は、北海道遠征かも・・・
以上、スタッフTでした。
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