2019年07月11日

ツバメを見守る輪_Vol.2_神奈川の商店街「サウザンロード相模台」

ツバメは、春になると日本に渡ってきて、
天敵に狙われないよう、人のそばで子育てをします。
そんなツバメを見守っているお店をご紹介します。

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今回は、当会が実施している「ツバメの子育て状況調査」
https://tsubame.torimikke.net/ )の参加者から情報をいただき、
商店街「サウザンロード相模台」に行ってきました。

「サウザンロード相模台」は、神奈川県相模原市の南東端、
「小田急相模原駅」にある商店街です。
名前は、商店街の長さが約1km(サウザンド)であることに由来するそうです。


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■焼鳥日高 小田急相模原サウザンロード店■
商店街に入ってすぐのお店です。
やきとりの「や」の左上に巣があり、ツバメは抱卵中のようでした。
店長さんによると、
「前任者の代から竹ザルで巣の補強をしています。これからも見守るつもりです。」
とのことでした。

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■マッサージ・はり灸・整体 ALPHA〜アルファ〜■
■有限会社 コーワエステート■
ライトの上に巣があり、マッサージ屋さんと不動産屋さんで見守って
いるそうです。
「卵が巣から落ちてしまったことがあり、100円ショップで金ザルを買ってきて
補強しました。今年は上手く巣立ってくれるといいな。」

図1.png


■合資会社 中村電気商会(中村ビルのオーナー)■
中村ビルには、巣が2つ。チェック柄のフン受けもありました。
「ツバメは、ビルが出来てから、10年以上、毎年来ています。
ビルには、デイサービスとグループホームも入っていますが、利用者の方も
ツバメの成長を楽しみに見守っていますよ。」

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商店街では、この他にも、ツバメが巣を作りやすいようにした台などが見られ、
ツバメを歓迎しているムードが伝わってきました。

「ツバメが巣を作ると商売繁盛する」とも言われます。
これからも人とツバメの賑わいが続いていくことを願っています。


posted by 野鳥ひなこ at 12:10| ツバメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする