2021年04月07日

3/27オンラインによるバリアフリー探鳥会を開催しました

日本野鳥の会では、障がいのある方たちにもバードウォッチングを
楽しんでいただきたいと、バリアフリー探鳥会を開催しました。

当初、 2019年12月に下見を実施し、
http://wildbirdfkg.seesaa.net/article/472835886.html
2020年3月の開催を目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で延期に。
この度、オンライン中継というかたちで実現できました。

当日は、泉の森(神奈川県大和市)と
デイケアルーム フローラ(東京都日野市)に通う重症心身障がいのある子どもたちを
オンラインでつなぎました。

春の陽気に包まれた泉の森から、新緑と満開の桜をバックに、
アオサギ、ダイサギ、オオバン、カルガモ、ヒドリガモなどの姿を配信しました。

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▲泉の森の様子。
 車椅子でバードウォッチングを楽しむ、日本野鳥の会会員の
 宮野谷さんにもご参加いただきました

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▲フローラでは、大画面とタブレットでご覧いただいていました

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▲配信した野鳥の画像。
 子どもたちは、望遠鏡でとらえた大写しのサギが餌を探す様子に釘付けに!

途中、鳥のクイズをはさみながら、約40分間、オンラインバードウォッチングを
お楽しみいただきました。

最後に宮野谷さんから、
「鳥たちが一生懸命生きている姿をまた一緒に観察しましょうね!」と
メッセージがありました。
日本野鳥の会では、少しずつノウハウを蓄積しながら、
今後も継続してバリアフリー探鳥会を開催していく予定です。

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<ご支援のお願い>
当活動にご寄付をいただけます方は、以下までご連絡ください。
みなさまのあたたかなご支援をお待ちしております。

日本野鳥の会 普及室普及教育グループ
TEL: 03-5436-2622(火・木 13-15時) E-mail: nature@wbsj.org


posted by 野鳥ひなこ at 11:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月01日

今月の鳥「ホオジロ」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに
掲載されている野鳥について紹介します。
2021年4月の鳥は、ホオジロです。

ホオジロ.jpg

ホオジロを初めて認識したのは、初夏に里山環境での探鳥会に出掛けたときでした。
梢にいる鳥をリーダーが望遠鏡で捉えて、
「ホオジロです」
と教えてくれました。
その時は、どちらかといえば地味な色合いの鳥で、
なぜすぐに分かるのだろう…という印象でした。

しかし、一度覚えてしまうと、ホオジロは非常に分かりやすい鳥です。
スズメと似ているものの、白と黒の顔の模様、
そして、枝先などの目立つ場所にとまり、
「一筆啓上仕り候(イッピツ ケイジョウ ツカマツリ ソウロウ)」
と聞きなしされる、特徴的な歌声でさえずります。
農耕地や河川敷、林縁などで、普通に観察できる身近な野鳥の1つです。

一方、白黒の顔とさえずりばかりを頼りにしていると、こんなこともあります。
ある時、一人で、里山でバードウォッチングしていると、
スズメのような色合いの鳥に遭遇。
双眼鏡で見てみても、顔の模様は、思っていた程はっきりしていません。
その上、聞こえた鳴き声は、「チチッ」。
後から思い返してみると、おそらくホオジロのメス(顔の模様が淡い)の
地鳴きだったのだろうと思います。

とは言っても、やはりオスの朗らかなさえずりは魅力的です。
ゴールデンウィークの頃に地元に帰ると、決まって、ホオジロの声が聞こえてきます。
昔と比べて雑木林は少なくなりましたが、声を頼りに見上げると、
庭木や家のアンテナなどでホオジロの姿が見つかります。
家の中にいても聞こえてくるこの声に、いつも安心感を覚えています。

posted by 野鳥ひなこ at 11:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月12日

近所でバードウォッチング 季節の見どころ案内_サクラと野鳥

いよいよサクラのシーズンがやってきます。
皆さんの家の周りのサクラの開花状況はいかがですか?
サクラが咲くと、鳥たちも花の蜜をもとめて集まってきます。

サクラでよく見られるのは、ヒヨドリ、メジロ、スズメなど。
またシジュウカラやコゲラ、
黄緑色の体が目立つ、ホンセイインコ
(外来種、関東地方を中心に見られる)もやってきます。

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▲メジロ

コゲラM3305649aT.jpg
▲コゲラ

熱心に蜜を食べていると、しばらく同じ場所に留まっていますので、
観察もしやすくなります。

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▲ヒヨドリ。花粉でクチバシが黄色に。
 メジロやヒヨドリはこのまま別の花へ移動することで、植物の受粉に貢献します。

蜜の食べ方は鳥によって様々です。
例えば、スズメやシジュウカラ、ホンセイインコは、
蜜を食べるために花を根本からちぎってしまいます。

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▲スズメ。切り口から蜜を食べています。

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▲シジュウカラ

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▲ホンセイインコ

ヒラヒラと舞う花びらが印象的なサクラも、こうした鳥が来た後は、
花がそのまま落ちています。
地面に残された鳥たちの痕跡にも、ぜひ注目してみてください。

写真提供:掛下尚一郎



posted by 野鳥ひなこ at 15:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする