2020年05月21日

絵本を学童保育施設に寄贈しました

児童・生徒のみなさんにとって、卒業や入学・進級など大きなイベントが続く春。
今年は新型コロナウイルスの影響で、全国的な休校という異例の事態となりました。

そのようななか、すこしでも子供たちの支援になればと思い、3月から4月にかけて、
全国の学童保育施設に当会発行の絵本を寄贈する取り組みを行いました。

お送りするのは、当会のオリジナル絵本『ほくとりなんだ』(作絵:和歌山静子)。
野鳥が自然のなかで生きていくことの大切さを、ヒナの目線で伝えるおはなしです。

最新表紙 ぼくとりなんだ_web.jpg

ご希望の施設を募集したところ、
全国の学童クラブや児童館からたくさんのお申し込みをいただくことができました。

さらにうれしいことに、
本を受け取られた施設・団体の職員の方から、
メールやファックス、お手紙でさまざまなメッセ―ジをいただきました!

「子供たちにかわいい絵とお話でひなの様子を教えてあげられました。
 外に出られない日々、長い時間を学童で過ごす日が続いているので本当に助かりました」
「施設の本を読みつくした子供たちは、新しい本が増えて喜んでいます」
「かわいい鳥の絵がひと時の安らぎとなりました」
「子供たちが小鳥の成長に元気をもらっています」

このような声に、私たちはとても元気づけられています。
絵本をお申込みいただいた皆様、メッセージをくださった皆様、ありがとうございます。

ご好評につき、施設や団体からのお申込みを継続して受け付けています。
ご活用いただけましたら幸いです。


★申し込み方法は以下のページをご覧ください

【日本野鳥の会HP】
日本野鳥の会オリジナル絵本を学童保育施設に寄贈します。
https://www.wbsj.org/activity/press-releases/press-2020-03-19/


posted by 野鳥ひなこ at 18:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

今月の鳥「イカル」

日本野鳥の会が発行するワイルドバード・カレンダーに
掲載されている野鳥について紹介します。
5月の鳥は、イカルです。

5月_イカル小.jpg
撮影:藪 重幸/撮影地:奈良県奈良市

イカルは九州以北の低山の林などで繁殖し、寒い地域のものは冬に平地などに移動します。
黄色の太く大きいくちばしが特徴で、ムクドリほどの大きさの小鳥です。
私がまだイカルの存在をよく知らなかった頃、この独特な姿をはじめて森で見かけた時は、一瞬、どこかの家から逃げ出したブンチョウがいるのかと思い驚いた記憶があります。

この見るからに力強そうなくちばしで、好物のサクラやエノキ、ムクノキなどの木の実の固い種子を割って食べることができます。
くちばしと舌を使って、口の中で器用に木の実を回転させるようにして噛み砕く様子から、イカルには「豆まわし」、「豆転がし」などの別名も。
木の実を食べる時のくちばしをよく観察してみると、小刻みに震わせて殻を噛み砕いているのが分かっておもしろいです。
主に樹上で行動しますが、地面に降りて落ちた木の実や草の種なども食べ、繁殖期には昆虫も食べます。

太いくちばしと黒い顔により一見強そうな印象?のイカルですが、目は意外にクリッとしてつぶらな感じです。
また、主に春から初夏にかけて聴こえる「キコキコキー」という澄んだ口笛のようなさえずりは、このずんぐりとした見た目からは想像がつかない美声。
このギャップがお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

鳥は、自分の縄張りを主張したりメスにアピールしたりするためにさえずります。
繁殖期前には綺麗な声で鳴き、パートナーを探すのです。
イカルは夫婦仲の良い野鳥として知られており、採食に出かける時やヒナに給餌をする時など、いつも行動を共にします。
そのため、つがいで見られることが多いようです。微笑ましいですね。

皆さんの身近なところでも今の時期、きっと様々な鳥たちがさえずっていることでしょう。
家の中からでも、そっと耳を澄ますと聴こえてくるのではないでしょうか?
普段の生活の中で少し意識してみると、色々な鳥の声を発見できておもしろいかもしれませんね。
posted by 野鳥ひなこ at 11:07| 今月の鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

2020年度 野鳥の子育て応援キャンペーン 実施中!

日本野鳥の会では、ただいま
「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」を
実施しています。

B3.jpg

「ツッピー、ツッピ―、ツッピー」というシジュウカラのさえずり。
巣材の枯れ草をくわえたムクドリ。
春になり、子育てを始めた鳥たちの姿が見られるようになりました。

これから巣立ちの時期を迎えると、地面にいるヒナを見かける
ことがあるかもしれません。
日本野鳥の会にも毎年、お問い合わせをいただきますが、
そんなときは、心配しなくて大丈夫です。

多くの場合、親鳥が近くで見守っています。
ヒナは、巣立った後もしばらくの間は親鳥と過ごし、
エサのとり方や飛び方を覚えるからです。

日本野鳥の会ではヒナとの接し方を伝えることを目的とした
キャンペーンを継続しています。
「野鳥の子育てを見守って」というメッセージを伝えるポスターを
作成していますので、
掲示にご協力をいただけます場合は、以下までお知らせください。

メール:nature@wbsj.org

★「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」
特集ページはこちら↓
当会HP 野鳥の子育て応援キャンペーン
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

ぜひ皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。



posted by 野鳥ひなこ at 14:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする