2016年12月07日

バードウォッチングに出かける際の鳥インフルエンザへの配慮のお願い

現在、国内で高病原性鳥インフルエンザ(以下、鳥インフルエンザ)の
野鳥での確認例が相次いでおり、この冬はこれまで以上に注意が必要な状況となってきています。

鳥インフルエンザは、鳥の病気です。
養鶏場などのように鳥と濃密な接触をすることがない限り、
人への感染は過度に心配する必要はありません。
しかしバードウォッチングによって、知らず知らずのうちにウイルスを運んでしまい、
被害の拡大に加担してしまうことがあり得ます。
ここでは、このようなことを避けるためには
どのようなことに気を付ければよいのかについてお伝えします。


【水辺でのバードウォッチングの注意】
鳥インフルエンザは、カモ類などの水鳥が主な宿主とされています。
水鳥が集まる池や湿地、湖でバードウォッチングをするときには特に注意が必要です。
バードウォッチングによってウイルスを広げてしまうケースとは、
靴や車のタイヤなどに付着したウイルスを周囲の養鶏所などへ移動させてしまうことを
想定しています。

そこで、以下の点に配慮していただくようにお願いいたします。

(1)水鳥の糞が多量に落ちているような水際まで近寄らないようにしましょう。

(2)探鳥場所から移動する前には、靴底、三脚の足、自動車のタイヤなど、
地面に接したものを消毒しましょう。
消毒薬には、「消毒用エタノールIP ケンエー スプレー式 500ml」が
安価でおすすめです。
汚れが残っていると効果が低下しますので、泥をよく落としてから消毒しましょう。
なお、この消毒液の毒性は低いですが、念のため、
使用上の注意に従って十分注意して使用してください。
消毒液の例.jpg

(3)できれば、 1日のうちに、複数の探鳥地を行き来しないようにしましょう。
どうしても必要な場合は、移動の前に消毒をしましょう。

(4)帰りに、養鶏場やアヒル等の飼育場、動物園などには近づかないようにしましょう。


【野鳥の死体を発見したら】
野鳥の死体を発見したら、都道府県の鳥獣保護関係部署に相談してください。
このとき直接、素手で死体に触れるのは避けてください。
野鳥の状況をこまめに把握し、いち早く異変に気付くことは、
被害を最小限に抑えることに繋がります。
行政に報告しても、実際に死体が回収され、
鳥インフルエンザの検査が行われるかどうかは、
野鳥の種や死体の数によって異なりますが、
連絡を密にして情報を集約することには意味があります。


【鳥インフルエンザが近くで確認されたら】
鳥インフルエンザが発生した探鳥地に行くのは控えましょう。
ウイルスが増殖している場所に大勢の人間が押し掛けることは、
それだけウイルスの拡散を助長させる恐れがあります。
また、観察場所の半径10kmの範囲で鳥インフルエンザが確認された場合も、
念のため、バードウォッチングの予定を中止するなどご検討下さい。


【最後に】
冬の水辺は見どころが多く、バードウォッチングに出かける機会が多い季節と思います。
いつもにもまして、野鳥への配慮、社会への配慮が必要な状況となってきています。
適切な対策をとることで、周囲の理解を得ながら、
バードウォッチングを楽しんでいただけるようご協力をお願いします。


◆当会では、国内の発生情報を以下のページにまとめています。ぜひご覧ください。
野鳥と高病原性鳥インフルエンザ(日本野鳥の会HP)
http://www.wbsj.org/activity/conservation/infection/influenza/


posted by 野鳥ひなこ at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

仙台市で初心者向けのバードウォッチングイベントを開催しました

11/6に、当会宮城県支部と共催で、
バードウォッチング初心者を対象とした観察会を開催しました。

開催場所は、仙台市博物館周辺および青葉山公園。
紅葉のきれいな秋晴れの中、
「バードウォッチングは初めて」という参加者の皆さん32名と
水辺と山野の鳥の観察を楽しみました。

DSCN2997.JPG

4班に分かれて歩き、カルガモやジョウビタキなど26種を観察。
最近では、高層ビルにいる姿が報道されることも多いハヤブサも
本来の崖にいる姿を見られました。

「貸出の双眼鏡と使い方の説明のおかげで、鳥が良く見られました」
「身近にたくさんの鳥がいたことに驚きました!」
との感想をいただきました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

★日本野鳥の会宮城県支部Facebookはこちら→
https://www.facebook.com/wildbirdmiyagi1947/

★次回、東北では11/23(水)に秋田市の小泉潟公園で開催します。
ただいま参加者を募集していますので、お近くの方はぜひご応募ください。(11/21締切)
詳細はこちら→
http://www.wbsj.org/activity/event/beginners-event/be2016-tohoku/

posted by 野鳥ひなこ at 17:42| 支部の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

里地里山フェスティバルのお知らせ

今年で5回目になります里地里山フェスティバルが開催されます。
当日は入園料も無料となります。秋の身近な自然を楽しんでください

2016年11月20日(日) 雨天決行・入園無料
開園時間 9:00〜16:30(イベント開催時間 10:00 〜 15:00)
 
当日は絵本作家の村上康成さんをお招きして「水鳥たちをアートでチャレンジ!」を実施します。このイベントは事前申込み制となります。概要・申込方法を下記のイベント詳細のURLからご確認の上、お申し込みください。
その他にもイネの脱穀体験や寄せ植え体験教室など参加型イベントが盛りだくさん。
さらに、縁日、ストリートライブ、軽食販売、苗木配布、野菜収穫体験もあります。(なお定員や配布数に限りのあるイベントもあります、ご注意ください。)

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日本野鳥の会普及室は書籍・グッズの販売といきものスタンプラリーを行います。
いきものスタンプラリーは問題にチャレンジしながら、身近な野鳥や自然を楽しむ事ができます。
スタンプを集めた方には参加賞があります。
さらに、スタンプラリー参加特典として応募者全員に素敵なプレゼントが当たりますので、
皆さん、ぜひご参加下さい。
たくさんの方のご来場をお待ちしております。

●イベント詳細やアクセスはこちらを
http://www.wildbirdpark.jp/

以上、スタッフUTでした!!
posted by 野鳥ひなこ at 12:13| イベント案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする